大分県の太陽光発電補助金3選!よくある疑問にも回答

地球温暖化対策やコスト削減に貢献することで知られる太陽光発電ですが、初期費用が気になって導入に一歩踏み出せていない企業も多いのではないでしょうか。
しかし大分県には、太陽光発電の導入を支援する補助金制度が複数存在しています。
そこで本記事では、大分県で太陽光発電の導入を検討中の企業に向けて、おすすめの3つの補助金制度を紹介します。
加えて最後には、太陽光にまつわるよくある疑問にも回答しますので、ぜひ自社に最適な補助金や太陽光発電探しの参考にしてください。
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大分県の法人向け太陽光発電補助金3選!2025年最新版

大分県や大分県内の市町村では、2025年度もさまざまな法人向け太陽光発電補助金制度の実施が発表されています。
ここでは以下の3つを厳選して、最新の情報を紹介します。
- 大分県「脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金」
- 大分県「自家消費型太陽光発電設備等導入事業費補助金」
- 中津市「脱炭素社会推進事業補助金」
それぞれ詳しく確認しておきましょう。
大分県「脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金」
補助金事業名 | 脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金 |
---|---|
補助対象者 | 大分県内に在住する個人、大分県内に事業所等を有する民間事業者やリースまたはPPA事業者 |
補助対象設備 | 太陽光発電設備、蓄電池 |
補助金金額 | 太陽光発電設備の場合、出力1kWあたり7万円(定額:上限200万円) |
募集期間 | 二次募集期間:2025年4月2日~4月18日まで ※二次募集では蓄電池のみが対象 |
大分県の脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて二酸化炭素削減の取り組みを推進するための施策です。
大分県が県内に事業所を持つ企業などが自家消費用の太陽光発電設備や蓄電池を導入する際の経費に対して、予算の範囲内で補助を行います。
この補助金は先着順ではなく、期間中に提出された申請から補助対象者が抽選で決定されるため、落ち着いて検討と準備を進められる点がメリットといえるでしょう。
大分県「自家消費型太陽光発電設備等導入事業費補助金」
※この事業は現時点で2025年度の情報が公開されていないため、2024年度の実施情報をもとに掲載しています。
補助金事業名 | 自家消費型太陽光発電設備等導入事業費補助金 |
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補助対象者 | 大分県内に在住する個人、大分県内に事業所等を有する民間事業者やリースまたはPPA事業者 |
補助対象設備 | 分県内の住居や事業所等に設置する新設の太陽光発電設備及び蓄電池、太陽光発電設備 |
補助金金額 | 太陽光発電設備(法人)の場合・賃上げ枠:出力1kWあたり7万円(定額)・通常枠: 出力1kWあたり5万円(定額) |
募集期間 | 2024年6月20日~12月27日 |
大分県の太陽光発電の補助金としてもうひとつ挙げられるのが、自家消費型太陽光発電設備等導入事業費補助金です。
こちらも脱炭素社会の実現に向けて、大分県内での自家消費用の太陽光発電設備及び蓄電池の導入を支援するものです。
予算額に達した日で募集が終了され、受付終了日の申請のみが抽選となります。
そのため、この補助金については早めの検討と申請が必要です。
中津市「脱炭素社会推進事業補助金」
補助金事業名 | 脱炭素社会推進事業補助金 |
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補助対象者 | 個人・事業者 |
補助対象設備 | 太陽光発電設備、蓄電池(太陽光発電設備と同時設置の場合に限る)、ZEH住宅、EV(電気自動車) |
補助金金額 | 太陽光発電設備(事業者)の場合 ・屋根置き等:出力1キロワットあたり5万円(上限:500万円)・ソーラーカーポート:価格(工事費込み、税抜き)×1/3(上限:1事業者あたり1,000万円) |
募集期間 | 2025年5月1日~ ※予算に達し次第受付を終了 |
大分県中津市の脱炭素社会推進事業補助金は、脱炭素社会の実現を目指せる設備の導入に対して支給される補助金です。
太陽光発電施設や蓄電池だけでなく、ZEH住宅やEV(電気自動車)まで補助対象に含まれます。
太陽光発電設備(事業用)では、以下のような補助要件が設定されているため、注意が必要です。
- 導入する設備により発電する電力量の50%以上を自家消費すること
- 設備導入による効果を市に報告すること
- FIT(固定価格買取制度)、FIP制度の認定を取得しないこと
- 補助対象設備について、国や大分県から補助金を受けていない、または受ける予定がないこと
全国で使える太陽光発電の補助金一覧

大分県同様に、全国にも太陽光発電の導入を支援するさまざまな補助金制度があります。
ここでは、代表的なものを紹介します。
ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業 | 環境省 | 太陽光発電設備と蓄電池をセットで導入する事業者に対して、出力1kWあたり4万円の補助金を支給 |
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新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業のうち熱分野・寒冷地での脱炭素化先行モデル創出事業 | 環境省 | 熱分野や寒冷地で太陽光発電を導入する事業者に対して、出力1kWあたり5万円の補助金を支給 |
宿泊施設サステナビリティ強化支援事業 | 観光庁 | 宿泊施設に太陽光発電を導入する事業者に対して、出力1kWあたり5万円の補助金を支給 |
大分県で太陽光発電を導入したい法人によくある質問3選

最後に、大分県で太陽光発電を導入したいと考えている法人からよくあがる以下の3つの質問にお答えします。
- 大分県の補助金が追加で発表されることはある?
- 大分県の太陽光発電補助金額は大きい?
- 九州に太陽光パネルが多いのはなぜ?
ぜひ、検討時の疑問解消にお役立てください。
大分県の補助金が追加で発表されることはある?
大分県や県内市町村の太陽光発電に関する補助金は、年度ごとに予算編成が行われ、その都度、新たな制度が発表されたり、拡充・変更されたりする可能性があります。
過去の事例をみても、国のエネルギー政策や脱炭素化に向けた動きや県内の実情に合わせて、年度の途中で新たな補助金制度が発表されることもありました。
現に大分県の脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金では、現在二次募集が行われています。
そのため、定期的に大分県庁や各市町村の公式サイトなどを確認することが重要です。
補助金の情報は、募集期間や申請条件が限られている場合が多いため、常にアンテナを張り、早めの情報収集を心がけましょう。
大分県の太陽光発電補助金額は大きい?
補助金額の大小を一概に比較するのは難しいところですが、大分県の法人向け太陽光発電補助金では安定的な支給が望めるといえるでしょう。
例えば、脱炭素に向けた太陽光発電設備等導入事業費補助金では、太陽光発電設備に対して出力1kWあたり7万円の定額補助が設定されています。
導入規模によってはまとまった金額となるため、初期投資の負担軽減につながるでしょう。
ただし、補助金には上限額が設定されている場合や、蓄電池との同時導入が条件となるケースもあります。
また、他の補助金と併用できるかどうかも大きなポイントです。
従って、太陽光発電の補助金については設備の導入規模や条件に合わせて複数の制度を比較検討するとよいでしょう。
そうすることで、より有利な条件で太陽光発電を導入できる可能性があります。
九州に太陽光パネルが多いのはなぜ?
九州地方は、全国的に見ても太陽光発電の導入が進んでいる地域のひとつです。
その背景には、いくつかの要因が考えられますが、まず挙げられるのは日照時間の長さでしょう。
これは、太陽光発電の効率を高めて発電量を増やす上では大きなメリットです。
次に、広大な土地が点在している点も要因のひとつです。
比較的安価で広い土地を確保しやすいため、大規模な太陽光発電所を建設しやすい環境が整っており、特に耕作放棄地などを活用したメガソーラー開発では注目を集めています。
まとめ

大分県や県内の市町村では、法人が利用できる太陽光発電の導入を支援する補助金制度が用意されています。
そしてそれぞれに独自の補助対象や金額、申請要項などが定められており、事業者のニーズに合わせて活用可能です。
さらに全国的に利用可能な補助金制度も存在するため、組み合わせたり、比較検討したりすることでより導入コストを削減できる補助金を受けられる可能性を高められるでしょう。
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