三重県独自の法人向け太陽光発電補助金4選!2025年最新版

三重県で太陽光発電設備の導入を考えている企業も多いのではないでしょうか。
しかし、初期費用が数百万円から数千万円と高額になりやすいため、導入に踏み切れない企業も少なくありません。
そこで今回は、三重県内の企業が利用できる太陽光発電設備に関する補助金を紹介します。
補助金を活用することで、初期費用を抑えた設備導入が可能です。
導入実績についても紹介していくので、三重県で検討している人はぜひ参考にしてください。
補助金は予算に達し次第終了のため、例年、人気の補助金はすぐに予算枠が埋まってしまうケースがあります。
そのため、すぐに補助金を申請するために、事前に情報をまとめておきましょう。
✓ 設備の詳細仕様
✓ 概算費用の見積もり
✓ 設置工事の工期 など
設備検討から申請まで通常3ヶ月以上かかるため、お早めの準備をおすすめします。
また、当社では無料で概算お見積りが可能です。
1分ほどで簡単にお問い合わせができるため、事前に準備をしておきたい方は下記よりお問い合わせがください。
当社の製品について知りたい方は、こちらから確認できます。
>>まずは当社製品について見てみる
太陽光発電の仕組みやメリット・デメリットについて知りたい方は以下の記事もご覧ください。


【2025年最新】三重県の太陽光発電補助金4選を一覧で紹介

三重県および三重県内の市町村の法人が利用できる太陽光発電設備に関連する補助金制度を、以下の4つ紹介します。
自治体 | 補助金事業 |
---|---|
三重県 | 太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金 |
津市 | 新エネルギー利用設備設置費補助制度 |
いなべ市 | 太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金 |
志摩市 | 太陽光発電設備等設置費補助金 |
太陽光発電の設置費用の相場について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

三重県「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」
補助金事業名 | 令和7年度三重県太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金 |
---|---|
補助金概要 | 助成対象事業者:三重県内の自らが事業を営む建物を有する事務所又は事業所の屋根等に太陽光発電設備等を設置する事業者 ・発電した電力量の50パーセント以上を当該事務所又は事業所において自ら消費する事業者であること ・再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法に基づく固定価格買取制度FITの認定又はFIP制度の認定を取得しない事業者であること など 助成対象設備:太陽光発電設備、蓄電池 |
補助金金額 | 太陽光発電設備…5万円/1kW(上限:50kW) 蓄電池…価格(工事費込み・税抜き)の1/3(上限:50kW) |
補助金を受けるための要件 | ・発電した電力量の50%以上を当該事務所又は事業所において自ら消費すること ・発電出力が10kW以上であること ・FIT(固定価格買取制度)及びFIP(Feed-in Premium)の認定を受けないこと ・リース設備ではないこと ・中古設備ではないこと、など |
募集期間 | 2025年6月2日(月曜日)から2025年12月26日(金曜日)まで【必着】 |
三重県の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」は、県内の事業者が太陽光発電設備を設置する際に利用できる補助金制度です。
対象設備は太陽光発電設備と蓄電池で、補助金額は太陽光発電設備の場合は1kW あたり5万円(上限:200kW)、蓄電池は設置費用(工事費用含む)の3分の1(上限:200kW)です。
例年5月中旬から下旬に募集が開始されています。
津市「新エネルギー利用設備設置費補助制度」
補助金事業名 | 新エネルギー利用設備設置費補助制度 |
---|---|
補助金概要 | 助成対象事業者:津市内で、個人住宅、共同住宅、事業所または自治会集会所に対象設備を設置する人 助成対象設備:太陽光発電システム、家庭用燃料電池システム(エネファーム)、小型風力発電システム、定置型蓄電池、電気自動車等充給電設備(V2H) |
補助金金額 | 太陽光発電システム…6万円 家庭用燃料電池システム(エネファーム)…6万円 小型風力発電システム…6万円 定置型蓄電池…6万円 電気自動車等充給電設備(V2H)…6万円 |
補助金を受けるための要件 | ・配電線と連系し、逆潮流を行うものであること ・中古品でないこと ・太陽電池の出力を監視する等により、全自動運転を行うものであること ・増設されるものでないこと ・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値もしくは、パワーコンデ ィショナーの定格出力の合計値のいずれか低い値が、5kW以上10kW未満であること、など |
募集期間 | 2025年4月1日(火)から先着順 |
津市の「新エネルギー利用設備設置費補助制度」は、市内で太陽光発電設備などを設置する際に補助金の交付が受けられる制度です。
市内の事業所に加えて、個人住宅や共同住宅などに設置する場合も利用できます。太陽光発電設備のほか、蓄電池やV2Hなども対象です。
詳しい情報は津市のサイトで確認してください。
いなべ市「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」
補助金事業名 | 令和7年度いなべ市太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金 |
---|---|
補助金概要 | 助成対象事業者:いなべ市内に自らが事業を営む建物を有する事務所又は事業所の屋根等に太陽光発電設備等を設置する事業者 助成対象設備:太陽光発電設備、蓄電池 |
補助金金額 | 太陽光発電設備…5万円/1kW(上限:100kW) 蓄電池…価格(工事費込み・税抜き)の1/3(上限:50kW) |
補助金を受けるための要件 | ・商用化され、導入実績があるものであること。 ・中古設備ではないこと ・リース設備ではないこと ・増設設備でないこと。 ・買い替え設備ではないこと ・建物の屋根に設置するものであること ・発電出力が10kW以上であること ・FIT(固定価格買取制度)及びFIP(Feed-in Premium)の認定を取得しないこと ・蓄電池は、16万円/kWh(工事費込み・税抜き)以下の価格かつ、4,800Ah・セル以上であること、など |
募集期間 | 2025年6月2日(月)~2025年11月28日(金) |
いなべ市の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」は、事務所や事業所に太陽光発電の設置を検討する際に活用できる補助金制度です。
太陽光発電設備の場合は、1kW あたり5万円(上限:100kW)の補助が受けられます。
今年度の申請を検討している方は、いなべ市公式サイトの情報を確認してください。
志摩市「太陽光発電設備等設置費補助金」
補助金事業名 | 太陽光発電設備等設置費補助金 |
---|---|
補助金概要 | 助成対象事業者:事業所として所有または所有を予定している志摩市内にある建物に、太陽光発電設備及び蓄電池を設置する者 助成対象設備:太陽光発電設備、蓄電池 |
補助金金額 | 太陽光発電設備…5万円/kW(上限:20kW) 蓄電池…価格(工事費含む税抜価格)の1/3(上限:100kW) ※蓄電容量1kWh当たりの価格が19万円/kWh以下 |
補助金を受けるための要件 | ・交付申請書を提出し、市の交付決定日以後に事業に着手(契約)したもの ・FIT制度やFIP制度の認定(売電)や自己託送を行わないもの ・発電した電力の一定の割合(家庭用30%、事業所用50%)以上を敷地内で自ら消費すること ・設置工事完了の上、令和8年2月末日までに実績報告書類を提出すること |
募集期間 | 2025年6月2日(月)〜2025年12月26日(金) |
志摩市の「令和6年度太陽光発電設備等設置費補助金」は、志摩市内の事業所などの建物に太陽光発電設備を設置する際に利用できる補助金制度です。
事業所に太陽光発電設備を設置する場合の補助金額は、1kW あたり5万円(上限:20kW)となります。
同事業は環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」を活用しており、令和9年度まで実施する予定となっているので、新しい情報の確認をおすすめします。
三重県の太陽光発電に関連するよくある質問

三重県で太陽光発電設備導入を検討する方に、よくある質問に回答していきます。
質問 | 回答 |
---|---|
三重県の太陽光発電設備補助金と国の補助金は併用できる? | 三重県の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」は、併用はできません。 |
松阪市や四日市市に法人向けの補助金はある? | 法人向けの補助金は用意されていませんが、三重県の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」が利用できます。 |
共同購入事業を行っている市区町村はある? | 三重県で行っています。また桑名市では単独で行っています。 |
三重県で太陽光発電を設置するには申請が必要? | 50kW以上の太陽光発電設備(建物に設置しないもの)を設置する際に認定申請する必要があります。 |
三重県の太陽光発電設備補助金と国の補助金は併用できる?
太陽光発電設備導入の補助金が併用できるかどうかは、それぞれの事業によって異なります。
例えば、三重県の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」の場合は、併用ができません。
また、いなべ市の「太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」の要項にも「補助対象設備について、国、地方公共団体等から他の補助等を受けていないものであること」と記載されており、併用はできません。
松阪市や四日市市に法人向けの補助金はある?
松坂市と四日市市では、個人用の太陽光発電設備の補助金は用意されていますが、法人向けの補助金は用意されていません。
条件が合えば「三重県太陽光発電設備等設置費(事業者向け)補助金」が利用できますので、要項を確認してください。
共同購入事業を行っている市区町村はある?
太陽光発電設備を共同で購入することができる「みんなのおうちに太陽光」という仕組みがあります。三重県でも導入しており、個人でも法人でも参加できます。
2025年度は3つの購入プランが用意されており、太陽光パネルは27.4%OFF、太陽光パネル+蓄電池は23.6%OFF、蓄電池は20.1%OFFで購入が可能です。
例年4月中旬から募集が開始されるので情報を確認してください。補助金交付の条件に適合している場合は、補助金の交付も受けられます。
自治体としては、三重県以外に桑名市でも単独で参加者を募集しています。
三重県で太陽光発電を設置するには申請が必要?
三重県では、自然環境や景観との調和を目指し、2024年9月30日に「三重県太陽光発電施設の適正導入に係るガイドライン」を改訂しています。
大きな改善点は、50kW以上の太陽光発電設備(建物に設置しないもの)を設置する際に認定申請が義務付けられたことです。
事業計画の早い段階で、事業概要書を各市町の担当窓口に提出するよう求めています。
なお、亀山市など各自治体で独自のガイドラインを設けているケースもあるため、太陽光発電設備の導入を検討する際は事前に確認しましょう。
三重県での太陽光発電導入実績

三重県内で、出力50kW以上の太陽光発電設備を設置している事業者は625(2019年時点)あり、リープトンエナジーも複数、自社発電所を保有しています。
代表的な自社発電所は、四日市市にある「リープトン四日市水沢発電所」です。12,607㎡の敷地で、太陽電池モジュールは「LP182*182-M-60-MH 460W」を使用しており、出力規模は760.84kWです。
また三重県志摩市の「LP志摩市築地発電所」(出力規模594.32kW)は面積が9,894㎡で、太陽電池モジュールは同じく「LP182*182-M-60-MH 460W」を使用しています。
このほか津市香良洲町には、「LP津市香良洲町太陽光発電所」(出力容量738kW)を設置しています。
参照:リープトン発電事業株式会社│自社発電所一覧
まとめ

三重県内の法人が太陽光発電設備を導入する際に利用できる補助金制度を4つ紹介しました。
補助金を利用することで、導入する際の初期費用が軽減されるため、ぜひ検討してください。
また、長期的な費用を抑えるためには、太陽電池モジュールの品質にも注目しましょう。
そこでおすすめしたいのが兵庫県神戸市に本社を持つ太陽電池モジュールメーカーのリープトンエナジーです。
太陽電池モジュールメーカーの格付け「Tier1リスト」には複数回選出され、米調査機関が選出する「PVモジュール信頼性スコアカード」(2024年版・2025年度版)ではトップパフォーマーにも選ばれています。
自家消費型太陽光発電のほか、法人向けにPPAなどのプランを多彩に用意しています。事業内容や建築物の規模、要望などに応じてプランを提案しているので、ご相談ください。
補助金は予算に達し次第終了のため、例年、人気の補助金はすぐに予算枠が埋まってしまうケースがあります。
そのため、すぐに補助金を申請するために、事前に情報をまとめておきましょう。
✓ 設備の詳細仕様
✓ 概算費用の見積もり
✓ 設置工事の工期 など
設備検討から申請まで通常3ヶ月以上かかるため、お早めの準備をおすすめします。
また、当社では無料で概算お見積りが可能です。
1分ほどで簡単にお問い合わせができるため、事前に準備をしておきたい方は下記よりお問い合わせがください。
当社の製品について知りたい方は、こちらから確認できます。
>>まずは当社製品について見てみる
コメント